Block Injectionブロック注射
ブロック注射とは
腰痛の原因となっている神経やその周辺に局部麻酔薬の注射をして痛みを抑えるものです。
腰痛のほとんどは原因がはっきりとわかっていないのですが、多くの腰痛では筋肉がこわばり血行が悪くなっています。そのため組織に酸素や栄養分が十分に行き渡らなくなります。そうなるとさらに痛みの原因となる物質が増えて、痛みが増すといった悪循環に陥ります。この悪循環を断ち切り、自然治癒へ誘導するのがブロック注射の目的です。
ブロック注射の作用
- 痛みがある部位の筋肉をほぐし、血流を改善させます。
- 血流が改善された血管から、酸素や栄養分を効率よく運ぶことができます。
- 腰だけではなく、頭から足の先まで対応できます。
- 全身への影響が比較的少ないです。
ブロック注射の注意点
ブロック注射は、よく一時的な作用と言われています。数日から、数週間の持続ではありますが、ブロック注射は単なる一時的な痛み止めではありません。痛みを徐々に軽減するために、週に1回程度を4~5回続けていきます。筋肉をほぐし、血流が改善されるというサイクルの中で様子を見ながら治療を行っていきます。